3月24日、22年度の国家予算が成立しました。財政に先行き不安が残ります。今月末までに沖縄県普天間基地移設問題について政府提案が出されるのか、鳩山首相の指導力が問われています。
3月28日(日)、新潟県と青森県を結んで、日本海側を走る『日本海東北道』神林(かみはやし)岩船港インターが供用開始になります。高齢化社会になって心臓疾患、脳出血等に対する高度医療の施設の重要性が高まる一方で、最寄りの病院までいかに短時間で患者さんを搬送できるかが救命救急医療の課題です。このインター開設によって約10分の時間短縮になり、沿線の方々にとって大変な朗報となります。まさに『いのちを守る』道路なのです。
早期の供用を目指し、人一倍頑張ってきた私としては、感無量です。
想い出は沢山あります。その中でも忘れられないことは、『神林(かみはやし)方式』による建設用地の取得です。この方式は、高速道路建設予定地周辺で重なるように農地の圃場整備、土地改良事業が先行される場合に、地権者の負担を軽減し、なおかつ国費の二重投資の無駄を省くことを目的として、農水省と国土交通省の二省にまたがって全国に魁けて、当時の神林村長さんの御協力を頂いた施策です。地権者の方々から一定割合で所有地を提供していただき、『共同減歩』地を建設用地にふり換え土地改良費用負担を軽くする、神林独特の方式です。共同減歩・神林方式は国費節約のお手本であって、その後の高速道路建設用地交渉のモデルとなりました。当時の村長さんは、開通式を待たずに他界されましたが、きっと天国から開通を喜んでいてくださる事と思います。
日本海東北道は、青森から新潟・北陸地方を経由して大関西圏を結ぶ日本海側の物流の大動脈です。しかし、まだ全線が開通していません。一日も早い全線開通を皆さんは切望しています。青森から大阪まで、太平洋側を通るルートと日本海東北道・北陸道を通るルートとでは、時間、距離ともに大幅な短縮になります。この大動脈の全線開通によって国内の経済活動が活発になり、景気回復につながります。これからも皆さんと一緒に、早期完成を政府に働きかけます。
(2010年3月29日)















