鳩山首相と小沢民主党幹事長が退陣したことは遅きに失しました。歴代総理大臣の中で最低の総理でした。総理大臣に就任して8ヶ月余り、米軍の沖縄普天間基地移設、宮崎牛口蹄疫等、国内外の重大問題における大迷走は、国内はもとより国際社会における日本の信用を失墜させ、その罪は償うことが出来ない重大な事態を招きました。
「国民が徐々に聞く耳を持たなくなった」と言った退任演説を聞いた時、責任転嫁のこの言葉に、唖然としました。今後は一日も早く政治の空白を取り戻し、正常化することが第一です。政治の要諦は、「国民の信を足る」ことにある、と言った孔子の言葉です。鳩山首相が退任演説で、「政治とカネ」の問題にふれましたが、これは政治に携わっている者の上に未来永劫重くのしかかっている課題です。鳩山首相・小沢幹事長の退任によって、万が一にも闇に葬られないようしっかり看視し続けなければなりません。「検察がシロと判断した」と言うのであれば、政治倫理審査会のように何ら法的拘束力を持たない場ではなく、予算委員会なり特別委員会なりで証人として出席し、正々堂々とご自身の口で潔白を証明して、「国民の信を足らせる」ことだと思います。政治とカネ、それがクリーンな民主党のまずやるべき事です。
(2010年6月4日)















